カウンセラーより

カウンセラー・鈴木幸江からのメッセージ

私がスピリチュアルカウンセリングを始めたのはこんなことからでした。

ある日のこと、自宅で友人を招いての宴会の最中、私がA子さんの話を聞いていた時に、突然、私の耳の傍で男性の声が聴こえました。

「ごめんな、ごめんな、お前ばかりに苦労をかけて...先週はお墓参りにくれて来て
ありがとう。嬉しかったよ...」

なんと、それは、彼女が先週お墓参りに行った母方のおじいちゃんの声だったのです。
話の内容がぴったり一致するというのです。
彼女が驚いたのは当然ですが、何が驚いたって、私が一番驚いた!!!
なんだかよく理解できないままに日々を過ごした翌週、今度はB子さんが相談に来ました。彼女は離婚で悩んでいたのです。
話を聞いていた時、何故か突然、私は彼女の手を握りたくなりました。
彼女に了解を得て、彼女の小さな手を握ってみると、今度は亡くなった彼女のお義父さんの顔と声が、私の脳裏に鮮明に現れてきたのでした。
そして、お義父さんは彼女に、離婚についての的確なアドバイスと、彼女にしかわからないお義父さんである確実な証拠を私に告げたのでした。
A子さんもB子さんも会社の同僚だったため、私の噂話でもちきりだったある月末、
今度は同僚の送別会がありました。
「亡くなったおじいちゃんと話がしたい。」「おばあちゃんの話が聞きたい。」
参加者がみんな私の周りに続々と集ってきました。
私は、ひとりひとり手を握って、亡くなった方からのメッセージを伝えたのです。
夏休みに一緒にスイカを食べた思い出。
今、家族で悩んでいることへのアドバイス。
この先、生まれてくるひ孫のこと。
私が亡くなった方の見た目を描写し、本人しか知らないことを言い当てるので、みんなはびっくりです。
そんな中、順番はC子さんに回ってきました。
私がC子さんの手を握った時、今度は私がびっくりしてしまったのです。
見えたのは、老人ではなく、なんとヨーロッパの中世の騎士だったのです!!!
甲冑を着た騎士が、お城の門の前で、槍を片手に、門番としてお城を守っていたのでした。
一瞬、私は困りました。
亡くなった方ではなく、中世の騎士が見えるのだとC子さんに言っていいものか?
しかし、嘘もつけません。私は、正直にありのままをC子さんに伝えました。
ところが、今度はC子さんが驚いてしまったのです。
彼女は、以前、アンドリュー・ワイス博士の「前世療法」という本を読み、興味を持って、
退行催眠という催眠療法を受けました。催眠術をかけ、トラウマなどが発生した過去に遡って原因を追究し、それによって精神的な治療をするものです。
彼女が、その時に見た自分の前世が、なんと中世の騎士で門番だったのです!
お城の形も、そこを流れる川の位置も、全てが一致したのでした。
私が見たのは、C子さんの前世だったのです!

こうして、私には、自分に人の前世が見えるということ、守護霊さまの話が聴けるということ、亡くなった方の声が聴こえるのだということ、これが少しずつわかってきたのでした。
そして、それを総合的に判断することによって、悩みをかかえている方や人生に迷っている方のお手伝いができることを知ったのです。
私自身も、起業・結婚・病気・介護といろいろな経験をしてきました。
多少ながら、自他共に認める波乱万丈の私の人生から得た教訓もまじえながら、
スピリチュアルカウンセリングとして、これからの人生のヒントなどをアドバイスさせていただきたいと思っています。

鈴木 幸江